日本でも珍しい謎な乗り場 ダイヤ改正で3月に廃止へ

JR九州は2022年3月12日にダイヤ改正が行われる。そこで福岡県の折尾駅では、珍しい謎な乗り場が廃止となる。

そもそも折尾駅ってどこ?

折尾駅は北九州市の西部に位置している。

折尾駅は高架化工事を行っている最中だ。また折尾駅は日本初の立体交差駅でもある。

乗り場は、鹿児島本線の博多方面が3番乗り場、小倉方面が4・5番乗り場、筑豊本線が6・7番乗り場を使用している。そして、筑豊本線と鹿児島本線に直通する電車が、今回紹介する、謎の乗り場である。

謎の乗り場とは

普通、駅のホームでは、1番線や2番線のように数字で表される。しかし、下の画像を見ると、A、B乗り場と表記されている。一体なぜだろうか。

もともとは6・7番乗り場だった

実はこのホームは6・7番乗り場だった。でもなぜA・B乗り場に変更されたのだろうか?

高架化工事が影響

もともとは鹿児島本線が1〜3番乗り場、筑豊本線が4・5番乗り場、筑豊本線と鹿児島本線直通用ホームが6・7番乗り場だった。

しかし2019年に1・2番乗り場が廃止となり、鹿児島本線は3〜5番乗り場、筑豊本線は6・7番乗り場に、筑豊本線と鹿児島本線直通ホームはA・B乗り場となった。

しかし疑問が残る。1・2番乗り場はどうなるのか。

1番乗り場は筑豊本線と鹿児島本線直通用ホームへ

1番乗り場は今後、新しいホームで直通用ホームができる。

なお、2番線は不明だが、現在は使われていない。

また、現在は1番乗り場には入れないようになっている。

そもそもA・B乗り場から鹿児島本線への乗り換えは不便

折尾駅から博多方面へ乗り換える場合は、一旦有人改札を通ったり、200m近く歩く必要があるため、かなり不便であった。また、A・B乗り場の場合、乗り換えでは自動改札機をそのまま通ることができるという不自然な体験をすることができる。

また小倉方面へは、乗り換えせず、引き続き乗車することを推奨している。

そのため、A・B乗り場廃止により、乗り換えが便利になることは1つのメリットとなる。

昼間に電車は来ない

残念ながら11時頃から16時頃の間は、ホームには立ち入れるものの、電車は来ない。そのため電車がいる状態でA・B乗り場へ行くのは、少し難しいだろう。

A・B乗り場は3年間しか案内されず

旧6・7番乗り場は昔からあったが、A・B乗り場と案内されることは少なかった。また3月のダイヤ改正を持って、このホームは完全に廃止される。

A・B乗り場が廃止されるとどうなるのか

これまで筑豊本線と鹿児島本線はかなりの距離を歩く必要があった。

しかしこれからは短距離でスムーズに乗り換えることができるだろう。また折尾駅の連続立体交差事業は2024年度に完了する予定だ。

今後の折尾駅の発展はまだまだ続くだろう。

ぜひあと1ヶ月の間で、折尾駅のA・B乗り場に行ってみてほしい。

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