京急1033編成”復活”!機器更新後に奏でる音とは?!

11/29、京急の1033編成が機器更新を終えて試運転を行いました。

同車は最後の歌うインバーターを搭載していた車両でした。

歌うインバーター

シーメンス社が作った「ドレミファインバーター」(通称)を使用していた車両。

もとは京急の新1000型には多く存在していた音ですが、シーメンス社の日本撤退に伴い段々と数が減らされてゆき、最後に1033編成が残ったということになります。

入場の際は鉄道ファンおよび親子連れ向けのイベントが開かれたり、そのためだけの団体臨時列車が走ったりと、普通の車両の検査入場の時と比べ物にならないほど、注目が置かれました。

次なるインバーターは何か。

次なるインバーターはどうやら東洋IGBTになったようです。

東洋IGBTは、京急には2100型や既に存在している新1000型、そのた京成や北総にも使用されており、4直(5直)の中としては凡用性の高いインバーターです。

個人的に東洋IGBTは好きなのですが、ただ元々”歌う電車“として運行していた車両が歌わなくなるというのはすこし悲しいですね…

終わりに

現在ドレミファインバーターの音色を聞くことができる場所はもう外国にしか残されていません。

外国の鉄道に関しては専門外なので偉そうには言えませんが、外国の車両の末長い活躍を祈るばかりです。


「新しくなった僕も、よろしくお願いします。」

— 京急1033編成

アイキャッチ画像は以下のものを使用させていただきました。

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